
今まで時間がかかっていた煮込み料理が短時間ででき、しかも光熱費と時間の節約にもなる圧力鍋。まずは圧力鍋のしくみを簡単に紹介しましょう。
圧力鍋は字の通り、鍋の内部に圧力をかけて調理する鍋のことです。普通の鍋は沸騰しても100度までしか上昇しませんが、圧力をかけると100度以上の温度に上昇するため、かたい食材も短時間で柔らかく煮えるわけです。
圧力鍋は、本体も蓋もしっかりと作られて重く、沸騰し始めると安全弁から蒸気が勢いよく出てくるので、怖いと思ったり、扱いづらいと感じたりするかもしれませんが、一度覚えてしまえば難しいことはありません。
メーカーにより、調理圧や蓋の閉め方などの違いがあるので、初めて圧力鍋調理をする際は、購入した鍋の取り扱い説明書をよく読み、付属のレシピ通りに作ってみることが大切です。何度か調理すると、扱いに慣れ怖さもなくなり、圧力鍋のよさを実感できるはずです。
ここでは、多くの圧力鍋に共通する、基本的な使い方と注意点について、ご紹介します。
鍋の内側に材料量の目盛りがあります。調理材料(食材と水分量を含む)は必ず目盛り以下にします。大豆・黒豆・小豆などの豆類は沸騰すると噴出す危険性がありますから、必ず決められた材料の目盛り以下の分量で調理するようにしましょう。
圧力鍋は調理材料を入れた鍋と、安全弁の付いた蓋にパッキンをきっちりはめて、しっかりと閉めて使います。
強火で火にかけ、沸騰して圧力がかかり、圧力調整弁が働き始めたら(ピンが上がった状態)とろ火にします。調理時間はその鍋についているレシピ本の記載に合わせます。時間がきたら火を止め、そのまま置いておくと自然に圧力が下がります(ピンが下がります)。
圧力が下がってから(ピンが完全に下がってから)蓋を開けます。急ぐときは、鍋ごと閉めたまま、蓋に少しずつ水をかけて、冷してから開けるようにします。
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